『芸大・美大をめざす人へ No.6』(別冊アトリエ増刊)

『芸大・美大をめざす人へ No.6』(別冊アトリエ増刊)

販売価格: 4,000円(税込)

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商品詳細

 本書は、芸大や美大のデザイン学科に進む人のための本です。

 そのため、純粋にデザインを学ぶための本というよりも、受験のための本、という印象が強いです。

 しかし、この本を読むことで、デザインを学ぶ過程が、よくわかるのではないか、と、私は思います。

 そして、それがデザインを学ぼうと思っている人や、デザインを学び始めたけど、迷っている方に必要なことだとも思うのです。

 

 正直、本書の主な目的である芸大や美大の受験には、もっと有効な参考書があるのではないでしょうか。

 もちろん、本書は、受験のための実技の勉強方法や作例がたくさん掲載されています。

 そのため、本来の目的である受験の参考書としての機能もあります。

 しかし、『芸大・美大をめざす人へ』は、新しいものが発行されています。

 そのため、より今の時代にあった受験ノウハウを知りたい方は、そちらを参考にされた方がいいでしょう。

 

 私が、本書を通じて、ぜひ、お伝えしたいのは、デッサンや色彩構成が、どのようにデザインに結びついていくか、という一連の過程であり、成長の流れなのです。

 

 基礎的な勉強やデッサンばかりをやっていると、はたしてそれがデザインと結びつくのか、不安になる時もあるでしょう。

 そういう時、そのような基礎的な勉強が、どのようにデザインをおこなう際に役立つのか、ということを知っていると、やる気が出てくると思います。

 そして、今、おこなっている勉強にも意味を見出し、みずから進んで学ぶようになることで、いっそう、技術や知識が身につくと思うのです。

 

 そして、『芸大・美大をめざす人へ No.6』をお薦めする別の理由もご説明しましょう。

 

 本書は、ちょうど、私の手元にあったというか、私の蔵書の一冊でした。

 他にご紹介しているデッサンの本などと一緒に、私がデザインの勉強の参考にした本です。

 そのため、自分で言うのも気が引けるのですが、他の本との相性がいいというか、相互に補完し合って、勉強の役に立つと思うのです。

 

 また、時代背景というものもあります。

 『芸大・美大をめざす人へ No.6』が発行された当時は、まだまだ手を動かして、筆でポスターカラーを使って、色彩構成をしていました。

 しかし、本書が発行されたすぐ後の時代から、どんどんとコンピュータによる作業が一般化されていきました。

 そのため、手仕事の時代の良い部分、つまり、技法や考え方が、掲載されている本なのです。

 そのため、非常にしっかりとした内容で、デザインの考え方と、手を動かす作業というものが結びついています。

 まさに体感覚、皮膚感覚で、デザインの基礎を学ぶことができる最後の時代の本、と言ってもいいかもしれません。

 

 なんといっても、芸大や美大の受験用に書かれた本です。

 そのため、想定される読者として、高校生が入っています。

 したがって、非常にわかりやすい構成になっています。

 しかし、これまで述べてきたように、本格的な技術を学ぶこともできるのです。

 

 デザインを学ぶ過程を詳しく知りたい、という方に、ぜひ、おすすめします。

 

 

 

基礎的なデッサンについても、もちろん、解説があります。

 

 

 

色彩構成や平面構成について、わかりやすく、ためになる解説が掲載されています。