寺町保夫、田口敦子、阿部隆夫著『デザイナーのための色・イメージ・構成』(アトリエ出版社)

寺町保夫、田口敦子、阿部隆夫著『デザイナーのための色・イメージ・構成』(アトリエ出版社)

販売価格: 3,500円(税込)

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商品詳細

本書は、寺町保夫、田口敦子、阿部隆夫著『デザイナーのための色・イメージ・構成』(アトリエ出版社)、技法シリーズ「アトリエ」増刊E9、昭和61年5月1日発行、昭和62年9月1日第3刷発行です。

この本は、グラフィックデザインの基礎中の基礎ともいうべき、色・イメージ・構成などの働きや、その要素としての解説に重点を置いています。

それらがどういう意味を持ち、どのような働きをするのかが、読んでいるうちに理解できるような仕組みになっています。

 

まず、構成の三要素である「点」「線」「面」について書かれています。

そして、構成の三要素をもとに、どのように紙面を構成していくか、といった具体的な方法も掲載されています。

もしかしたら、これらを、単純に感じる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、基本的な要素の理解がなければ、優れた平面構成をすることはできません。

 

また、色彩についても、しっかりとした解説がされています。

色彩と言うと、つい感性や、自分の好みに偏りがちです。

しかし、しっかりとした理論と、その実践方法を身につける必要があります。

そうすることで、自由自在に色彩を取り扱うことができます。

確かに、色彩を扱うにも、感性も重要です。

ですが、それだけに頼らないで、しっかりとした技術を身につけることも大切なのです。

 

そして、最後には、自分のイメージを、いかに構成し表現していくか、といったところまで解説されています。

ここまでくると、デザイン制作の入口まで来た、と言えます。

このように、デザインを学ぶ初期段階において、構成と色彩の重要部分を、本書で身につけることができます

 

どんな分野もそうですが、やはり、基礎がしっかりできてこそ、応用があり、そして、個性が磨かれます。

そのために、きちんと基礎的な構成と色彩を学び、身につける必要があります。

 

しかし、このような大切な色彩構成の理論と、実践の具体的な方法を解説した本は、それほど多くはありません。

デッサンの場合は、デザインを学ぶ人だけでなく、純粋芸術や製品工学、そして建築を学ぶ人も必要なため、その対象人数は多くなります。

そのため、デッサンの解説書も、ある程度の数があります。

しかし、色彩構成となると、やはり、デザインを学ぶ人に限定されるため、それほど多くの種類はないのです。

 

だからこそ、本書『デザイナーのための色・イメージ・構成』のような技法書は、重要なのです。

 

ぜひ、本書を参考にして、デッサンだけでなく、色彩構成のテクニックも身につけてください。

そのために、非常に参考になる本です。

 

 

 

デザイン構成の基礎を、理論的に学ぶことができます。

 

 

 

色彩の基本原理や、法則も解説されています。

 

 

 

実際の平面構成の描き方も、教えてくれます。

 

 

以下が、目次です。

 

<目次> 第一章 構成

構成の3要素――点・線・面

点の構成

1.並べる

2.画面上の位置のバランスで並べる

3.重ねる

4.求心的あるいは遠心的に並べる

直線の構成

1.方向性を平行線で表す

2.方向性を複合的に使う

3.線間にリズム感を与える

4.折る、分断する

曲線の構成

3つの曲線 円弧

面の構成

並べる 重ねる

構成の実際――参考作品から

コラム・質感と構成

第二章 色

色の3要素――明度、色相、彩度

色の進出と後退

配色の試み――テーマカラーから配色のバリエーションまで

1.紫をベースにした色相

2.低彩度をベースとする

3.明度差をベースとする

色彩の実際――参考作品から

色とコンポジションの試み――モチーフの再現性とバリエーション

1.グラデーションによる立体感

2.面積対比を変える

3.透明感を出す

4.色を点、線に分解する

コラム点色彩構成とタペストリー

第三章 イメージ

かたちを探す基本

方向と角度 要素の分解

絵文字表現――絵に還元する5つの方法

1.活字そのままを原型として

2.文字の一部をイラストに組みこむ

3.文字をイラスト化する

4.さらに分量的配分を多くする

5.意味内容をイメージする

イラスト表現――イラスト化への4つの変換操作

1.折る

2.細分化する

3.縮める

4.円筒化とそのバリエーション

動感表現――有効な5つの決め手

1.方向と角度

2.部分の強調と消去

3.大きさを誇張

4.長さや距離

5.残像を加える

〔確かなもの〕をつくるために

 同じ素材・同じテーマを=視覚の広さで

 多様な方向でイメージを

イメージの実際――広告の現場から

 なぜコーポレート・アイデンティティが必要か 広告イメージと色・構成・アイデア